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2017/04/05

足がかり

「最後スプリントできなかったのは悔しいですけど、UCIレースである程度の結果を残せて自信につながりました」

初開催となったツール・ド・とちぎで個人総合6位、そして新人賞ジャージを獲得した岡篤志は、レース後に悔しさと安堵が入り混じった表情を見せた。


2年前、若手日本人選手の中で「世界」に最も近い場所に居る一人だった。

しかし、「世界」へと続く道は非常に険しく、岡は失意の帰国。競技を辞めようかと考えることもあった。

それでも、岡は周囲の厚いサポートもあり復帰。昨年はJエリートツアーで無類の強さを見せて今年から宇都宮ブリッツェンに加入した。




「リスタート」
岡にとって今季は、そんな一年。

その序盤でのレースで結果を残したことで足がかりは得た。
少しの間止まっていた岡の「世界」への挑戦は、再び動き出した。

そんな岡のすぐ近くには、自身の現在地を知る格好のライバルが2人いる。
現在、U23ナショナルチームで欧州遠征中の雨澤と小野寺だ。

実は、ツール・ド・とちぎの期間中、新人賞ジャージをキープした岡が「これでまた、強化指定選手になれますかね」とポツリと漏らしたことがあった。

目に見える結果を手にした自分も、雨澤や小野寺と同じラインに再び…。そんな想いが見え隠れする瞬間だった。



だが、焦りは禁物。

まずは、Jプロツアー開幕2連戦で獲得したピュアホワイトジャージをしっかりキープし続け、勝負に絡む走りを続けること。

結果を出し続ければ、そう遠くないうちに吉報はむこうからやってくるはずだ。


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photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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