« 幼い頃の思い出の場所 | トップページ | 空腹より疲労が勝るとは »

2018/09/15

オノデライダーは砕けない



初参戦の秋吉台カルストロードレース。


コースももちろんだが、展開もなかなかハードでとても疲れた。疲れた。


僕は前半の動きをした後、何らかの形で一気に引き上げでもして砕け散るものだと思っていたのだが…







雨が降るのか?降らないのか?

と、読みづらい天気の中スタート。



結局スタート時には30度近くまで気温が上がって晴れ間も覗き、蒸し暑かった。

雨対策で履いていたシリコン製のシューズカバーが暑く感じた。




相変わらずスピードの速いニュートラル区間を終えてリアルスタート。

アタックが繰り返されるがなかなか決まらない状況がしばらく続く。

そのまま1周回を終え、2周目へ。


この周の折り返しを過ぎてから我がチームから増田さんと雨澤さんを含む逃げが決まり、集団はようやく落ち着く。


30秒くらい開き始めていたし、有力選手も多数入っていたため、逃げが完全に決まったか?
と、そんな雰囲気が漂い始めていた。




その周の最後の上りの手前で譲さんが「俺についてこい」と僕に指示をしたので、

まさか上りにかけて僕を引き連れて先行するつもりなのか??この僕を連れて??

と思いながらもついていく。

下りで譲さんが勢いよくスピードを上げて、上り手前で集団先頭へ出る。

そのままの勢いで上り開始。


ヤバイ、キツイ。


心の声が口に出てしまったが、譲さんはこのままペースで!と言うので僕はなんとか我慢して上りきることにした。


すると前に逃げ集団が見え、そこから何人か溢れてくるのが確認できた。

激坂であるが故、目の前にいてもその差はなかなか大きい。

追いつきそうで追いつかない距離感のまま上っていると、今度はメイン集団から何人か勢いよく上ってきた。

その中には好調の篤志もいて、篤志だけは軽快なスピードであっという間に逃げのグループに合流してしまった。


僕はせっかく譲さんに前に出してもらったのだから何とかポジションをキープしたいと粘って上り、逃げから溢れた数名と、メインから合流した数名とが合わさった追走グループで前を追う形になった。


それからその周の折り返し地点で逃げと合流し、大きな逃げ集団が形成された。


増田さんは
「特に何かアシストしようと考えなくていい。ここにしっかり残ることが最大のアシストだ」
と僕に指示をくれたので、既に脚はキツかったけどこの集団に食らいつくことを決意した。


それからはイケイケの雨澤さんのアタックがあり、集団は常に落ち着かない状況が続き、やがてその乱戦の中で増田さんがアタックの動きを見せ始める。


タイミングよく数名とアタックを決め先行すると、そこへさらに篤志もジャンプし、チームとしては万全の態勢となった。


僕はその後ろのグループで前の2人を見守る形になった。
数は多くなかったが後ろからのアタックをチェックしたりと、それなりの走りはしたつもりだ。


それからは前との差はジワジワと開きながら周回を重ね、いよいよ最終周を迎える。

1周が長いんじゃ……

激坂を通過する度にばらけては人数が減り…を繰り返し、僕のいる集団は6人程にまで減った。

この周の往路で篤志が前からドロップ。

リオモの2人と増田さんがトップグループだ。


限界も近い僕にはもうここから何かできるわけでもない。
僕はその後ろの少数グループでゴールを目指す。
復路ではゴールに向けてアタックなどがあったが反応まではできた。

結局、6人のパックで最後の上りに入り、僕はそこで4番目に上り終えた。

7位…だったかな?

集団の頭をとるとか、そんな事は今日の僕にはできなかった。


ゴール後に増田さんが勝ったと聞いてホッとした。
流石である…。



軽快に上る増田さんの後ろで僕はこうだったんだ。



とにかく毎周回上らなければならない激坂区間が僕を苦しめた。

笑ってるだって?

僕は攣りそうな脚を必死に回しているんだぜ。

楽しくて笑ってるんじゃあないさ。

苦しくて顔が歪んでこうなっているだけなんだぜ。





今日の結果から、ブリッツェンはチーム賞も獲得した。



まぁ、完走した13人の中に優勝者の他に3人もいれば当然か。

瓦そばゲッツ!!!!





僕はあんまりチームの力になれなかった気もするけど、このヘビーなコースで先頭グループで走り終えるという最低限のノルマは達成した気分だ。

砕ける気でいたが砕けなかったな。
今年はそんなことがよくある気がする。
上れてるのか、自分…




とりあえず明日はまともにもがける気がしないぜ。


なんてったって脚がバッコンバッコンになってしまったからな。


やれやれ、明日が僕のステージだったっていうのにな。



それではまた。

|

« 幼い頃の思い出の場所 | トップページ | 空腹より疲労が勝るとは »

コメント

ジョジョですね\\\\٩( 'ω' )و ////
引き攣った顔はパーフェクトスマイルに見えましたwww.
明日は本領発揮ですね!宇都宮から応援しています!

投稿: まゆ | 2018/09/15 22:50

ヘラヘラ笑いながら、たりらりら〜〜ンてな感じでゴールしたの、バッチリ映ってましたよ👍
あれを見てそんな余裕あるならもがけ💢なんていうシトはブリサポにはいません😤(笑)
譲さんがついてこいって言ったなら付いていける力があるって事です。本人が知らないだけ☺️
さ、明日も『おめでとうございます🏆』って言わしても〜らお❣️

投稿: あばぁば | 2018/09/15 22:21

お疲れ様でした❗玲君のゴールシーンを見てて、めっちゃ笑ってたから、めっちゃもがいたんだなって思いました😄😄😄バッコンバッコンの脚さんたちは明日までに復調しそうですか?無理は怪我のもとですから、明日は慎重に走って下さい❗応援してます😄✋

投稿: いがさん | 2018/09/15 22:09

う~ん、読んでいて感動がじわじわとわいてきました(о´∀`о)。文章力が増してきましたね。成長途中のレイチャンの苦闘ぶりが伝わってきます! 同時に、譲さんの冷静な司令塔ぶりも、ブリッツェンには欠かせないと再認識しました!

投稿: nousagiーtyan | 2018/09/15 21:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/552844/67172022

この記事へのトラックバック一覧です: オノデライダーは砕けない:

« 幼い頃の思い出の場所 | トップページ | 空腹より疲労が勝るとは »